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雲浜獅子 約400年の時を超え 地域に息づく伝統の舞

福井県小浜市の「お城まつり」で舞われる、雲浜獅子の歴史と情熱が織りなす迫力の演舞の世界をぜひ体感してください。

お城まつりとは

毎年5月2日と3日の2日間にわたり開催される、若狭國藩主の酒井忠勝公を祀る小浜神社のお祭り「お城まつり」は、大太鼓や子供神輿、福井県無形民俗文化財に指定されている「雲浜獅子(うんぴんしし)」の舞が奉納されます。

雲浜獅子とは

雲浜獅子は、旧若狭小浜藩主「酒井忠勝公」が寛永11年(1634年)に武蔵川越(埼玉県川越)から若狭小浜へ国替えの際に伴い、小浜に連れてこられた演者によって伝えられ、現在は一番町の住民により地域に根差した歴史と伝統として次世代へ繋がれています。

雲浜獅子の特徴

特徴的な獅子頭を被った三人の舞い手が、笛の音色に合わせて太鼓を打ち鳴らしながら、独特な動きの中に繊細さと力強さを兼ね備えた勇壮かつ華麗な舞は、魅力に溢れ観客の心を打ちます。

舞に込められた友情と恋の物語。

雲浜獅子の見た目は少し怖いかもしれませんが、約400年の時を超え受け継がれた舞には、とてもロマンチックな物語が隠されています。あらすじは、一頭の雌獅子を巡り、老獅子と若獅子が激しく争う恋模様と戦いの中で生まれた友情を描いています。序盤は老獅子が経験と力で優位に立ちますが、時間の経過とともに形勢が逆転して、最後は若獅子の勝利で終わります。勝負の後に若獅子は老獅子に手を差し伸べ和解し、三頭の獅子が仲睦まじく舞う感動のクライマックスを迎えます。

昨年の宮入の雲浜獅子の舞の様子を動画で見てみたい方は、下にある雲浜獅子動画>をクリックしてみてください。短い動画ですが、境内で舞う雲浜獅子の雰囲気が伝わると思います。

見どころは

  • 〇繊細さと力強さを兼ね備えた舞で、感情豊かに表現される獅子たちの心情
  • 〇物語を盛り上げる笛や太鼓の音色に歌
  • 〇クライマックスの三頭が仲良く舞う感動的な歓喜の舞

駐車場

雲浜コミュニティセンターの駐車場をご利用ください。

お城まつり(雲浜獅子)についてのお問い合わせは

小浜駅前にある若狭おばま観光案内所へお問い合わせください。

【若狭おばま観光案内所】
福井県小浜市駅前町6-1
電話:0770-52-3844
営業時間:9:00〜18:00(冬期営業時間 9:00-17:00)
定休日:年末年始(12/30-1/3)

まとめ

ぜひこの機会に、雲浜獅子の勇壮な舞と、心に響くロマンチックなストーリー、そして地域に根差し受け継がれてきた伝統芸能にかける地域の皆さんの想いを体感しに来てください。

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1.今年は西津7年祭も開催

2025年は、7年毎に一度の西津7年祭も開催。GW中の5/3・4・5は西津地区が祭り一色に染まります。この機会に地元の人々の情熱に支えられ受け継がれてきた西津7年祭を体感してみませんか。

2.小浜に来たら食べてほしい「小鯛のささ漬」

小鯛のささ漬は、新鮮な小鯛を三枚におろして塩で〆てから酢漬けにして樽に詰めた特産品で、世界で唯一の小浜市のみで作られています。お城まつりが開催される小浜神社のすぐ近くにも「小鯛のささ漬」を作っている上杉商店があります。

小鯛のささ漬をお求めの方は、「道の駅 若狭おばま」がオススメです。数社の小鯛のささ漬を販売しています。

【道の駅若狭おばま】
〒917-0024 福井県小浜市和久里24-45-2
TEL 0770-56-3000 
営業時間 9:00~18:00
定休日 年中無休(年末年始を除く)

若狭地方もこれから本格的な観光シーズンに入りますので、ぜひ若狭おばまへ観光にお越しください。皆様のお越しを心よりお待ちしています。

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著者:maruekaho

カメラを片手に、小浜の旬を皆様にお届けします。 不束者ですが、maruekahoをよろしくお願いします。

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