地元民が愛する! リピ買い必至の小浜スイーツ3選
更新日:2025/12/01
カテゴリ
季節
福井県小浜市へ観光に来た際、お土産選びに迷うことはありませんか?
「有名な銘菓もいいけれど、地元の人が普段から食べている、本当に美味しいおやつが知りたい!」
そんな方向けに、地元ライターの私が普段からリピート買いしている、愛しの小浜スイーツを3つご紹介します。


【志保重】地元民のソウルフード!ダブルクリームラップシュー
小さい頃からずっと大好きな味を求めて、「志保重(しほじゅう)西津店」さんへ行ってきました。
西津店は数年前にリニューアルされてきれいになったばかり。






店内にはラップシューはもちろん、焼菓子やお饅頭、ケーキなどが豊富に並んでいました。
地元で愛され続ける「ラップシュー」とは?

ラップシューは地元民で知らない人はいないと言っても過言ではない、まさに小浜のソウルフード的な存在。
透明なラップでくるりと包まれていることから、親しみを込めて「ラップシュー」と呼ばれ愛されています。


私が小さい頃からずっとある、思い出の詰まった懐かしい味です◎
絶妙なバランスの皮とダブルクリーム
ラップシューの特徴のひとつは、中に詰まったたっぷりのダブルクリームです。

とろりとした濃厚カスタード、さっぱりとしたキレのある生クリームの2つが口の中で混ざり合う瞬間がたまりません。
手で割るとたっぷりのクリームが顔を出します。
シュー皮も絶妙な食感で、クリームとの相性が抜群。
甘さはしっかりとあるのに重すぎないので、ついつい何個でも食べられてしまう美味しさです。
個包装で配りやすく、おやつにはもちろん、ちょっとした差し入れに持って行くと絶対に喜ばれる鉄板スイーツです◎
実はテーマソングがある!?「ラップシューでラップ」
お店の方に教えていただいたのですが、実はこのラップシュー、テーマソングがあるんです。
その名も「ラップシューでラップ」。
製造過程や小浜の街並みが軽快なラップと共に紹介されているのですが、一度聴くと「ラップシュー♪」のフレーズが頭から離れません。
YouTubeで公開されているので、ぜひ聴いてみてくださいね。
志保重 西津店の詳細
◇住所:〒917-0096 福井県小浜市雲浜1-8
◇電話番号:0770-52-0599
◇営業時間:10:00~18:00
◇定休日:不定休
◇駐車場:あり(※ママーストアー西津店の駐車場)
◇公式サイト:https://shihoju.jp/
◇SNS:Instagram Facebook
【井上耕養庵】とろける食感に感動!葛三昧(くずざんまい)

続いてご紹介するのは、「井上耕養庵(いのうえこうようあん)」さん。昔から母とよく行く、私にとって親しみ深いお店です。
こちらのお店は朝8時から開いているので、「急な用事ができた!」「朝イチで手土産を買って出かけたい」という時に本当に助かっています。
広い店内には和菓子がずらり。




今回ご紹介したい「葛ようかん」以外にも、お饅頭やカステラ、どら焼きなど、美味しそうな和菓子がずらりと並んでいます。種類がかなり豊富なので、ちょっとしたおやつから、しっかりとした手土産、お供え物まで、幅広いシーンでお世話になっています。
また、店内には和カフェが併設されているのも嬉しいポイント。



お抹茶やコーヒーと一緒に、和スイーツを楽しむことができます。
お買い物のついでに、カフェでのんびりとした時間を過ごすのもおすすめですよ◎
舌の上でほどける葛の「なめらか」感
優しい口当たりに癒やされたいなら、井上耕養庵さんの「葛三昧」がイチオシです。


福井・小浜の冬といえば「丁稚ようかん」も有名ですが、この葛ようかんの「なめらかさ」は、一度体験すると忘れられない別格のもの。
この「葛三昧」の魅力は、定番の小豆だけでなく、白胡麻・黒胡麻の3種類の味が楽しめるところでもあります。サイズ感もほどよく、1人でもぺろりと食べられてしまう大きさです。
まずは黒胡麻。


口に入れた瞬間、黒胡麻らしい独特な風味と香ばしさが際立ちます。
ようかんとしての甘さはしっかりとありつつも、胡麻の風味が効いているので、甘いものが少し苦手な方でも美味しくいただける上品な味わいです。
続いては白胡麻。

こちらは、濃厚な胡麻ペーストのような「まったり」とした味わいが特徴です。
白ごま自体が持つ甘みと、ようかんの甘みが絶妙にマッチしていて、一度食べるとクセになる、後引く美味しさです。
最後は定番の小豆。

一般的な硬めのようかんとは違い、とても優しい甘みが特徴です。例えるなら「おしるこ」に近い味わい。
ほのかな甘みと、みずみずしい食感がたまりません。とにかくなめらかで、舌にのせるととろけるような口溶けが最高に美味しいんです…!
用途に合わせて選べるパッケージ
この「葛三昧」は、すぐに食べる方向けの定番パッケージはもちろん、少し日持ちさせたい人向けの「真空パックバージョン」も用意されています。


自宅ですぐ食べるおやつ用なら通常版、遠方の方への贈り物なら真空パック、といったように用途によって選べるのは嬉しいですよね。
1人でもぺろりと食べられるサイズ感なので、まだ食べたことがない方はぜひお手に取ってみてください。
井上耕養庵の詳細情報
◇住所:〒917-0075 福井県小浜市南川町9-17
◇電話番号:0770-52-0199
◇営業時間:8:00~18:00
◇定休日:火曜日
◇駐車場:あり
◇公式サイト:https://inoue-kouyouan.jp/
◇SNS:Instagram Facebook
【木屋傳】隠れた逸品!もちもち食感がたまらないコーヒーわらび餅
小浜の美味しいスイーツ巡り、最後にご紹介するのは「木屋傳(きやでん)」さんです。

木屋傳さんは、小浜市まちの駅・旭座の近くにお店を構える老舗和菓子店。
なんと創業は明治元年!
「でっちようかん」や「葛ようかん」、「酒まんじゅう」に「ロールケーキ」などが有名で、地元で長く愛され続けている名店です。




実は木屋傳さんの商品は、地元のスーパーでも販売されています。
特に、私が買い物ついでについついカゴに入れてしまうほどリピート買いしているのが、今回ご紹介する「コーヒーわらび餅」です。
「コーヒーゼリー」とは違う!至福のモチモチ食感


正直なところ、私はコーヒー自体はそこまで得意なわけではありません。ですが、この木屋傳さんのコーヒーわらび餅はひと味違います。
「一度食べてからすっかりファンになってしまった」という経緯があるほど、本当に美味しいんです◎
一般的なコーヒーゼリーといえば、ツルッとした瑞々しい食感や、プチンと切れるような食感が特徴ですよね。
しかし、こちらはあくまで「わらび餅」なので、わらび餅特有の、もちもちとした何とも言えない幸せな食感が魅力の一つなんです。

噛みごたえがあるので、しっかりと味わうことができ、食べた後の満足度が非常に高いのが特徴。コーヒーのコクや香りをしっかり残しつつ、苦みと甘みのバランスが絶妙に仕上げられています。
たっぷりの生クリームとの相性が抜群
そして忘れてはいけないのが、上にたっぷりのせられた生クリーム!

このクリームが甘すぎずキレのある味わいなので、コーヒーわらび餅のほろ苦さと甘みをクリームがしっかりと受け止めてくれます。
「最後の方、クリームが足りない…」なんてことにならないよう、全部のわらび餅にたっぷりと絡められる量が入っているのも嬉しいポイントです◎
このコーヒーわらび餅に出会ってから、私の地元のスイーツの定番になりました。
コーヒーがお好きな方はもちろん、「甘すぎるスイーツはちょっと…」という方にも自信を持っておすすめできます。
ぜひ一度、木屋傳さんのコーヒーわらび餅ならではの「もちもち食感」を体験してみてください!
木屋傳の詳細情報
◇住所:〒917-0069 福井県小浜市小浜白鬚42
◇電話番号:0770-52-0565
◇営業時間:9:00-18:00
◇定休日:水曜日
◇駐車場:1台
◇SNS:Facebook