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地酒を楽しむのも 旅の楽しみの一つ 地酒特集(若狭地方)

福井には有名な日本酒もありますが、地元でしか流通していないとっておきの地酒もあるのでご紹介します。

旅行先で食べる「その土地ならではの美味しい料理」は格別ですよね。小浜市は海産物を中心に美味しいものがそろっていますが、お酒が飲める方には、ぜひ福井の地酒も合わせて味わっていただきたいところ。美味しい肴と地酒、幸せな時間を過ごしていただけること間違いなしです。

福井県内の酒蔵について

福井県で日本酒を作る酒蔵は35箇所ありますが、そのほとんどが敦賀市よりも北の嶺北地方(れいほく)に存在します。「黒龍」や「梵」など、関東でも流通している有名銘柄がありますので、福井の地酒と聞いてイメージされるのは、嶺北地方のお酒かもしれません。

有名銘柄のお酒も良いですが、普段購入できない、地元でしか流通していない地酒を楽しむのも旅の楽しみの一つ。

小浜市が存在する若狭地方には3つの酒蔵があり、それぞれの酒蔵の特徴と購入できる場所をご紹介していきます。

若狭地方の地酒3選

三宅彦右衛門酒造

代表銘柄:早瀬浦(はやせうら)

住所:三方郡美浜町早瀬21-7

飲みごたえがありながらも飲み疲れしない芳醇旨口のお酒で、地元だけでなく県外にもファンが多い早瀬浦。製造されている量が限られているため、小浜市内で購入できる場所も限られています。ショップや飲食店で早瀬浦を見かけられたらぜひお試しいただきたい銘柄です。

鳥浜酒造

代表銘柄:加茂栄(かもさかえ)

住所:三方上中郡若狭町鳥浜59-30

甘い濃厚な味わいが特徴のお酒作りをされています。これには、鳥浜酒造の立地、歴史が深く関わっているとのこと。酒蔵は、ラムサール条約に指定された三方五湖のそばに有り、このエリアでは川魚を食べる文化があります。川魚の臭みを消すために、甘辛く濃厚な味付けをすることが多く、料理の濃厚さに負けないよう、甘く濃厚なお酒になっています。鯖のへしこも旨み・塩味が強いですが、へしこにもピッタリ合いますよ。

小浜酒造

代表銘柄:わかさ

住所:小浜市中井18-34

小浜酒造は、当時小浜市で唯一の日本酒蔵であった「わかさ富士」の酒造業撤退を受けて「地酒の灯を絶やさない」を合言葉に平成28年に新たに設立されました。「わかさ冨士」のルーツは江戸時代・文化文政創業の吉岡蔵(小浜市中井)、文久創業の逸見蔵(若狭町熊川)に遡ります。昭和40年に両蔵の合併を経て福井県小浜地区に唯一の日本酒蔵として存続してきました。合併前の吉岡蔵の子孫が中心となり、わかさ冨士より事業継承という形で株式会社小浜酒造を立ち上げ、旧吉岡酒造蔵跡地に50年振りに日本酒蔵を復活させています。
小浜市内の各地区のお米や水を使った「岳颪(やまおろし)」「百伝ふ(ももつたう)」などの銘柄もありますので、色々と飲み比べると楽しいですよ。

購入できる場所

道の駅若狭おばま

住所:福井県小浜市和久里24-45-2

購入できるお酒:わかさ(小浜酒造)、鳥浜(鳥浜酒造)、花垣など

ハマセ酒店小浜店

住所:福井県小浜市生守20-7-10

購入できるお酒:わかさ(小浜酒造)、早瀬浦(三宅彦右衛門酒造)、黒龍など

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著者:morishita

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