厳しい基準が守る、鮮度と甘美な味わい

若狭ぐじの魅力は、シルクのようにきめ細かな身質と、産地が徹底して守り続ける厳格な品質管理にあります。一尾一尾に、特別な価値が宿るブランド魚です。
姿と鮮度を守る「延縄(はえなわ)漁」
若狭ぐじは、網でまとめて獲るのではなく、針と糸を使い、一匹ずつ丁寧に釣り上げられます。魚体に触れる回数を最小限に抑えることで、傷のない美しい姿と、極限まで保たれた鮮度を実現しています。
ブランドを証明する「専用タグ」
小浜に水揚げされるアマダイの中でも、鮮度・重さ・姿の美しさといった厳しい基準をすべて満たしたものだけが、産地を証明する専用ラベルを付けられ、「若狭ぐじ」として出荷されます。選び抜かれた一尾だけが名乗れる、信頼の証です。
上品で濃厚な、甘鯛ならではの甘み
その名の通り、身にはほのかな甘みがあり、水分を多く含んだ柔らかな肉質が特長です。口に含むと、とろけるような食感とともに、上品で高貴な香りがふわりと広がります。
脂が最高潮を迎える「秋から冬」
若狭ぐじは一年を通して水揚げされますが、とくに味わいが際立つ時期があります。
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秋〜冬(10月〜2月)|最盛期
産卵を終え、冬に向けて脂を蓄えるこの時期は、身の弾力と甘みのバランスが最も整います。若狭ぐじの真価を味わえる、最高の季節です。
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夏|涼を楽しむ味わい
産卵期にあたり、脂は控えめで上品な味わい。お椀の種など、京料理の涼やかな一品として重宝されます。
伝統の調理法「若狭焼き」
若狭ぐじを語るうえで欠かせないのが若狭焼き。鱗を付けたまま酒を振りかけ、じっくりと焼き上げることで、鱗はパリパリと香ばしく、身は蒸したようにしっとりと仕上がります。
香ばしさと柔らかさの鮮やかな対比は、一度味わえば忘れられない逸品です。