くずまんじゅう
若狭おばまの夏の風物詩といえば、名水「雲城水(うんじょうすい)」などの冷たい地下水に揺れる「くずまんじゅう」です。
特長:名水が引き立てる「透明感」と「喉越し」
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本葛の弾力と透明感
葛(くず)の中でも最高級とされる「若狭本葛」を贅沢に使用。職人が手際よく練り上げることで、驚くほど透明で、ぷるんとした力強い弾力が生まれます。 -
地下水で冷やす伝統スタイル
店頭の水槽で、こんこんと湧き出る冷たい地下水に浸して売られるのが若狭おばま流。味わう直前まで冷やされた葛のひんやりとした口当たりと、中のこしあんの控えめな甘さが絶妙にマッチします。 -
出来たての瑞々しさ
時間が経つと葛が白く濁ってしまうため、その場でいただく「賞味期限わずか数時間」の儚さも魅力の一つです。
旬:涼を呼ぶ「4月〜9月頃」
例年、暖かくなる4月の終わり頃から初秋の9月頃まで販売されます。特に蒸し暑い若狭おばまの夏には、涼を求めて多くの人が老舗和菓子店を訪れます。
でっちようかん
福井県内でも地域ごとに特色がある「水ようかん」ですが、小浜では「でっちようかん」の名で冬の定番として親しまれています。
特長:とろけるような「柔らかさ」と「優しい甘み」
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水分たっぷりの瑞々しさ
一般的な練りようかんと違い、水分量が非常に多いため、口に入れた瞬間にさらりと溶けていくような食感が特徴です。 -
上白糖の優しい甘み
若狭おばまのでっちようかんは、上白糖を使っているお店が多く、甘さ控えめで後味はすっきりとしています。何切れでも食べられてしまう「飽きのこない甘さ」が自慢です。 -
「箱入り」の文化
大きな平たい箱に流し込まれたようかんを、木べらやヘラですくって家族で囲むのが、小浜の冬の原風景です。
旬:こたつで味わう「11月〜3月頃」
11月頃から翌年3月頃までの冬季限定で販売されます。「冬にこたつで冷たいようかんを食べる」のが福井県民、そして小浜市民の贅沢な冬の楽しみ方です。