香ばしさが食欲をそそる「おばまの家庭の味」

若狭おばま醤油干しの魅力は、醤油の香ばしさと魚の旨みが溶け合う、素朴でいて奥深い味わいにあります。
毎日の食卓に寄り添ってきた、小浜ならではの定番料理です。
秘伝のタレに漬け込む、職人のひと手間
新鮮な魚を丁寧に開き、地元の醤油をベースにした秘伝のタレへじっくり漬け込みます。みりん干しのような甘さは控えめ。
醤油のキレと魚本来の旨みを生かすのが、小浜流の味づくりです。
焼き上げた瞬間、香りがご馳走になる
火にかけた瞬間、焦げた醤油の香ばしい香りがふわりと立ち上ります。
この香りがご飯の甘みを引き立て、醤油干しはいつしか「ご飯泥棒」と呼ばれる存在に。香りまで含めて完成する一品です。
魚種ごとに楽しむ、多彩な味わい
サバ、イワシ、アジ、アナゴさらにはサヨリまで。その時々に獲れる魚が、醤油干しとして食卓に並びます。魚種によって異なる脂の乗りや身質を、
食べ比べで楽しめるのも魅力です。
獲れたてを干す、旬が映る味
若狭おばま醤油干しは一年中親しまれていますが、使われる魚によって、季節ごとの表情が生まれます。
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春|サヨリ・アジ
淡白で上品な甘みのサヨリは、醤油干しにすると繊細な旨みが際立ちます。
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夏〜秋|アナゴ・イワシ・小アジ
脂の乗ったアナゴは、ジューシーな脂と醤油の相性が抜群。
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冬|サバ・アナゴ
寒さで脂を蓄えたサバをじっくり干し上げ、旨みをぎゅっと凝縮させます。