みょうつうじさんじゅうのとう
明通寺三重塔
三重塔は本堂よりやや時代が下り、文永7年(1270)に棟上が行なわれたものです。建立以後、天文8年(1539)に小修理がありましたが、元禄15年(1702)には大修理が加えられました。礎石・縁束石ともに自然石で、漆喰叩の上に建てられたこの塔は、三間三重塔で総高22.12m、建坪17.46㎡です。塔のシンボルである相輪の高さは6.92mといわれています。塔はやや南寄りに東面して建っています。 各層とも総円柱で、組物は各重とも和様三手先をもって組み、尾垂木は隅二重・平一重を配し、組入小天井をつけ、軒支輪付きとなっています。この構成は二軒繁垂木の精緻さと相まって、まことに華麗です。初重内部は、四天柱内を内陣とし、周囲を外陣としています。内陣柱は根巻蓮華座付きの円柱で、天井は内外陣ともに折上小組格天井となり、彩色が施されています。四天柱および外陣両脇間の彩色十二天像壁画は、元禄年間に上塗りされたものです。 管理者:明通寺
基本情報
| 種別 | 建造物 |
|---|---|
| 指定区分 | 国 (国宝) |
| 文化財名 | 明通寺三重塔 |
| 員数 | 1基 |
| 時代 | 鎌倉中期 (1270年) |
| 指定日 | 1953年11月14日 |
| 地区 | 松永 |
| 法量 | 三間三重塔姿 |
| 所在地 | 小浜市門前5-22 |
| 一般公開 | 公開中 |