観る・遊ぶ

食べる

お宿

定番まとめ

もくぞうこまいぬ

木造狛犬 

谷田寺観音堂の右手前、山麓に鎮座する山王社は、泰澄大師が鎮守として日吉神を勧請したのが始まりと伝えられています。現在の社殿は寛政7年(1795)に再建された一間社流造で、社殿の上には覆屋がかけられ、前面には拝殿が付設されています。 木造狛犬は、社殿前室の菱格子内に安置され、内陣に接して左右に蹲踞して配置されています。向かって右に阿形(口を開いた獅子)、左に吽形(口を閉じた無角の狛犬)が置かれる、通例の形式です。 像高は約53.5㎝で、桧材の寄木造、彫眼。全身には胡粉彩色が施されていますが、多年の風雪によりほとんど剥落し、痕跡をわずかに残すのみです。像には破損や欠失、後補も少なくありません。阿形・吽形ともに少し前屈みの姿で、前肢を交互に立て、後肢を開いてうずくまっています。短い尾は鋭く跳ね上がり、多裂して表されています。頭部の鬣は束ねられ、背の半ばを覆い、阿形は耳を伏せ、吽形は耳を立てています。いずれも眉を強く跳ね上げ、目を大きく見開いて迫力ある表情を示しつつ、全体には沈着した静けさも感じさせます。 胴体は肋が浮き出るほどに引き締められ、前後肢や鋭い爪の造形には緊張感があふれ、精悍で颯爽とした姿を表しています。本像の制作は平安時代末期と考えられます。なお、台座は現存せず、当初から存在したかは不明です。構造は頭体部を三材に矧ぎ、前部は正中で割って内刳りを施し、前顔部や後肢外側、足先を接合しています。 管理者:谷田寺

種別 彫刻
指定区分
文化財名 木造狛犬 
員数 1対
時代 鎌倉後期
指定日 1984年2月17日
地区 口名田
法量 像高各約53.5㎝
一般公開 非公開
この情報をシェアする

このあと、何する?

近くのおすすめスポット

PAGE TOP