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木造地蔵菩薩半跏像

本像は『本尊中風延命地蔵大菩薩略縁起』によると、比叡山の恵心僧都源信の自作と伝えられ、当地茶臼山城主・平太郎の守り本尊であったといわれています。 地蔵菩薩は円頂の僧形で、右手を胸前に挙げて錫杖を持ち、左手には宝珠を載せ、さらに左足を踏み下げる半跏の姿です。目は彫眼で表され、通例の地蔵菩薩像の形式に従っています。 虫害の痕跡が見られ、彩色も後世に施された黒色絵具が残っていますが、剥落部分から当初の彩色や白土下地が確認でき、もとから彩色像であったことがわかります。 構造は古様な一木造で、頭体幹部を前後矧ぎで彫り出し、肩や膝前などを別材で矧いでいます。頭部も前後に矧いで差首とし、胸部を含む前材には内刳りを施しています。両手や宝珠、両足の一部も別材を矧ぎ足す複雑な構造となっています。現状では左手先・右手先・左足先が残っていますが、指の多くは後補に変わっており、特に左手の指先はすべて欠失しています。 管理者:法雲寺

種別 彫刻
指定区分
文化財名 木造地蔵菩薩半跏像
員数 1躯
時代 鎌倉時代
指定日 2014年5月16日
地区 松永
法量
一般公開 非公開
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