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木造阿弥陀如来坐像

本像は、古様を示す阿弥陀如来坐像です。頭体幹部を桧とみられる針葉樹の一材から彫り出し、両手先と両足部を矧ぎ足すという古式の一木造技法で造られています。体部には内刳りを施さず、肉髻を高く表し、螺髪は大粒に刻まれています。目鼻立ちは浅く平坦ながら彫眼であり、豊かな頬の張りとあわせて、穏やかな相好を示しています。 これらの特徴から、本像は平安時代中期、10世紀後半から11世紀頃に小浜で制作されたものと考えられます。小浜市の内外海地区では、長慶院の木造観音菩薩坐像(重要文化財)をはじめ、平安中期以降に多くの仏像が確認されていますが、本像はその中でも保存状態が比較的良好です。平安時代に盛んに造仏が行われた小浜地域の歴史を物語るとともに、仏谷地域の信仰の歩みを考える上でも大切です。

種別 彫刻
指定区分
文化財名 木造阿弥陀如来坐像
員数 1躯
時代 平安中期
指定日 2003年5月6日
地区 内外海
法量
一般公開 非公開
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