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木造聖観音菩薩坐像     

福寿寺本堂に安置されている聖観音菩薩は、手杵祭の王女の姿を写したものと伝えられ、またこの観音菩薩は唐から伝来したものであるともいわれています。像高94.7センチメートルの坐像で、桧材を用い、頭・体部を一材から木取りし、三道部を割り放して首枘を設け、内刳りののち矧ぎ寄せた構造です。この構造といい、温雅な相好、やさしい肉どり、彫りの浅い衣文をみても、平安時代末の制作と判明します。『若州管内社寺由緒記』には、「本尊は正観音なり、作者知らず、往古を知らず、源三位頼政公禁中にてぬえを退治の節、御祈誓のため中興御建立の由、申伝之候……浦名も往古は伊那留一所の浦と申候由、頼政公よりこのかた矢代浦と申伝候由知らず」と記されており、本尊観音菩薩とともに源頼政による堂宇再建の所縁を伝えています。

種別 彫刻
指定区分
文化財名 木造聖観音菩薩坐像     
員数 1
時代 平安後期
指定日 1967年2月3日
地区 内外海
法量 像高94.7cm
一般公開 非公開
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