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もくぞう しょうかんのんりゅうぞう

木造聖観音立像

本像は、両腕の大部分を含む頭体幹部を針葉樹とみられる一材から彫り出し、内刳りを施さない古式の一木造による菩薩像です。胴部を強く絞って直立する姿など、全体に古様を示していますが、まぶたをわずかに閉じた穏やかな顔立ち、浅い彫りの衣文表現、体躯の奥行きの薄さなどから、制作は平安時代末期頃と考えられます。やや素朴な印象もありますが、造形に破綻はなく、平安末の古仏として高く評価される像です。 この観音菩薩像を所蔵する誓願寺は小浜市旧市街地に位置しますが、この地域で平安時代にまで遡る仏像は他になく、本像が最古のものとみられます。伝来の詳細は不明ですが、台座に刻まれた修理銘とみられる銘文や、寺に伝わる縁起などから、近世には地域の人々の信仰を集めていたことが明らかになっています。 管理者:誓願寺

種別 彫刻
指定区分
文化財名 木造聖観音立像
員数 1躯
時代 平安後期
指定日 2009年3月31日
地区 小浜
法量 像高100.5cm
一般公開 非公開
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