けんぽんちゃくしょく きょうごくたかつぐふじんぞう
絹本著色京極高次夫人像
寛永7年(1630)、後瀬山西北麓の栖雲寺を山下に遷し、改めて跡地に伽藍を建立、凌霄山常高寺と名付けて自ら開基となったのが栄昌尼公、すなわち常高院です。常高院は浅井長政の息女で、信長の妹・お市の方の子にあたります。姉は淀君、妹は徳川秀忠の御台所となり、家光の母堂となった小督の方です。常高院は豊臣秀吉の媒介によって京極高次に嫁ぎ、関ヶ原の戦いにおける大津籠城の際には、高次の戦功に寄与したと伝えられています。夫・高次の死に遭ってからは仏門に入り、この禅刹を建立しました。 この肖像画は、誠によく尼公の風姿を示しており、藩主夫人としての威厳を遺憾なく表しています。温和な顔容の中にも叡智の眼を据え、半身の構えには時勢の厳しさが感じられます。 管理者:常高寺
基本情報
| 種別 | 絵画 |
|---|---|
| 指定区分 | 県 |
| 文化財名 | 絹本著色京極高次夫人像 |
| 員数 | 1幅 |
| 時代 | 江戸初期 |
| 指定日 | 1999年4月23日 |
| 地区 | 小浜 |
| 法量 | 縦117.7㎝ 横51.5㎝ |
| 一般公開 | 非公開 |