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けんぽんちゃくしょく ぶつねはんず

絹本著色仏涅槃図

本図は、右手を枕にして頭北面西とし、両足を揃えて寝台に横臥する釈迦を描いた、鎌倉時代以降に流布する涅槃図です。これを取り巻いて、釈迦の入滅を冷静に見守る菩薩や、悲嘆に暮れる十大弟子、禽獣たちの姿が精緻に表現されています。また、画面左上には、天上から阿那律に導かれて降下する摩耶夫人が描かれ、釈迦の足には毘舎離城の老女が手をかけています。会衆の中でも、阿難が倒れ、一比丘が水を注ぐ場面が有名であり、沙羅樹の背後には波立つ熙連河が流れ、群青の虚空には白く輝く満月が描かれています。 釈尊は金泥身とし、衣文には金泥彩に切金文様を多用しています。菩薩は白肉色身を朱線で輪郭し、羅漢などの大衆は肉色身を朱墨線で縁取っています。着衣などの文様には金泥の盛上彩色を用い、巧みに表現されており、全体として誇張のない穏やかな画趣に仕上げられています。 本図は縦164.0cm、横118.0cmで、涅槃図に大幅が多い中、三幅の絵絹を横に綴った比較的小型の画面に描かれています。これらの特徴や、全体に形式化して表現が穏やかとなる点などから、南北朝時代の制作と考えられています。 管理者:羽賀寺

種別 絵画
指定区分
文化財名 絹本著色仏涅槃図
員数 1幅
時代 南北朝
指定日 2003年4月18日
地区 国富
法量 縦164.0㎝ 横118.0㎝
一般公開 非公開
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