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けんぽんちゃくしょく こうぼうだいしぞう

絹本著色弘法大師像

本画像は真如親王の真筆と伝えられ、飯盛寺の寺宝として大切に伝世されてきました。真如親王は平城天皇の第三皇子で、薬子の乱(810)に連座したのち、空海の弟子となった平安初期の人です。当寺に伝存する画像は大幅(縦142cm 横125cm)でありますが、像容や牀座など原像の古式を忠実に踏襲した鎌倉中期の作品と推定され、その描写も的確で、地方における大師画像の中でも優品といえます。ただ、聖画として信仰の対象であるだけに部分的な補修の跡もみられますが、概して保存は良好です。 当寺の縁起によれば、霊亀・養老の開創と伝えられ、のち後光厳院の勅願に係る七堂伽藍十二坊の壮麗に続き、文明16年(1484)3月、一山大炎上の悲運に遭って以来、寺運の衰頽を説いていますが、なお什物として「大師御影 真如親王真筆」の伝世を記しています。この文明大火による大師御影の焼失に関し、同年6月に高野山より御影を移して安置した事実を語る金剛峰寺南院長清の書状によって、本画像の来歴が一層明らかになりました。 管理者:飯盛寺

種別 絵画
指定区分
文化財名 絹本著色弘法大師像
員数 1幅
時代 鎌倉中期
指定日 1999年4月23日
地区 加斗
法量 縦142.0㎝ 横125.0㎝
一般公開 非公開
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