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もくぞう こうざんせいみょうおうりゅうぞう

木造降三世明王立像     

明通寺本堂内陣厨子の向かって右側に侍立しているのが降三世明王ですが、本来の脇侍ではありません。真言陀羅尼の功力は絶大であるといわれ、その力を具現するのが明王部の仏像であり、平安初期にその図像がわが国にも伝えられました。不動明王を中心とする五大明王、八大明王がその代表的な例ですが、不動明王に次いで重要視されるのが東方尊としての降三世明王です。五大明王とは不動明王を中尊として、降三世、軍荼利、大威徳、金剛夜叉の四明王を東西南北に配したものです。本像は像高252.4㎝で、足下に大自在天とその妃鳥摩を踏んでいます。四面八臂の姿で、頭には髻が火焔のように上を向いて立ち、四面それぞれに三眼をもちます。八臂のうち、胸前の二臂は交叉して降三世印と呼ばれる独特の忿怒拳を結び、他の六臂は左右それぞれに弓、杵、鉾、箭、戟、棒を持つのが普通です。四天王が邪鬼を踏むのにかえて、左右に大自在天、右足にその妃を踏む形相がおもしろいものです。本像の制作時期は12世紀後半であると考えられます。 管理者:明通寺

種別 彫刻
指定区分
文化財名 木造降三世明王立像     
員数 1躯
時代 平安後期
指定日 1941年11月6日
地区 松永
法量 像高252.4㎝
所在地 小浜市門前5-22
一般公開 公開中
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