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もくぞうせんじゅかんのんりゅうぞう

木造千手観音立像

本像は、飯盛寺本堂に本尊の木造薬師如来立像の右側に安置されています。寺の縁起によれば、中興の祖・覚能法師が吉野から請来したもので、かつて飯盛寺には二体の本尊があったことが知られています。 構造は、頭体幹部を桧の縦一材から木芯を含めて彫り出し、内刳りは施されていません。頭上の十面は枘差しとし、真手は臂で矧ぎ、宝鉢を持つ手を接合しています。脇手はほとんどが桧の剥材から削り出され、両肩にカスガイで留められています。 表現としては、頭部の目鼻は平面的に彫り出され、眼は彫眼としています。胸や腰は厚みを持たせ、下腹部を張り出させる造形で、条帛を掛け、天衣や裳には浅く幅広の衣文を刻んでいます。頭上の十面や脇手、持物の多くは後補ですが、一部には当初のものも残っています。光背は板光背、台座は蓮肉を一材から彫り出したもので、彩色は大半が剥落しているものの、素地に墨線や古い彩色の痕跡が確認できます。 全体として後世の補修が少なく、顔や体幹部には造像当初の姿がよく保たれています。小柄ながら均整の取れた千手観音立像であり、その表現は隣接するおおい町・意足寺本尊の千手観音立像にも近く、若狭地方で制作されたものと考えられます。 管理者:飯盛寺

種別 彫刻
指定区分
文化財名 木造千手観音立像
員数 1躯
時代 平安後期
指定日 1997年3月25日
地区 加斗
法量
所在地
一般公開 公開中
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