えんしょうじていえん
円照寺庭園
円照寺本堂の向かって右手に、江戸時代初期の作庭と伝えられる庭園があります。この庭園は、北面する山麓の傾斜地を巧みに利用して築造された林泉庭園(築山山水)で、堺区には低樹を配植して生垣とし、後方の山地を樹林越しに借景としています。ただし、庭区の左端は堂後に及んでおり、後世に一部改変を受けています。 庭景は、前面に大きな心字型の池を設け、池中には中島一箇を置いています。池の中央彼岸には此岸に向けて張り出す大きな起石と臥石を配し、そのやや右には石橋を架けて逍遥の細径を通じています。池畔には岬・入江・曲浦などを屈曲してつくりだした石組みを護岸とし、園内の山径には所々に飛石を配し、つつじを添植しています。また、池畔は密に、平庭は疎にと、大小のつつじを植え分けています。 巨石を中尊とする三尊石は、引水の容易な庭区左方の築山上に築かれています。その直下の石組みから池畔に至る間は、深山幽谷に見立てた二段の飛瀑として石組みが設けられ、谷の半ば左岸には添景の六角石幢(南北朝期)一基が建てられています。さらに下流の瀑端は、つつじと跳石の隠顕にまかされています。 管理者:円照寺
基本情報
| 種別 | 名勝 |
|---|---|
| 指定区分 | 県 |
| 文化財名 | 円照寺庭園 |
| 員数 | 1ヵ所 |
| 時代 | 江戸前期 |
| 指定日 | 2001年4月20日 |
| 地区 | 今富 |
| 法量 | |
| 所在地 | 小浜市尾崎22-15 |
| 一般公開 | 公開中 |