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もくぞうえんのぎょうじゃぞう

木造役行者

役行者は、飛鳥時代の呪術者で、大和葛城山から熊野・大峰にかけて修行を積み、修験道の祖とされています。現在でも修験者の修行と信仰の拠点に祀られることが多く、木像は鎌倉期以降、全国で定型化されながら製作されました。 本像は、古くは小浜の行者講の本尊として神明神社を拠点とした修行の信仰対象でした。江戸時代に入ると、小浜白鳥の天台真盛宗極楽寺の一角に設けられた護摩堂本尊として安置され、在家修験者の拠点となって存続しました。その後、平成になって護摩堂を解体することとなり、現在は若州修験道が出仕する「お水送り」とも関連し、白石の小浜市鵜の瀬資料館に保管・展示されています。 本像は、定型化していった像容や構造から室町時代の造像と考えられます。針葉樹の寄木造りで、像高は93㎝です。保存状態も良好であり、若狭における天台・真言密教の神仏習合、さらにそれを継承しながら受け入れていった修験道の歴史を示す上で重要な資料となっています。 管理者:小浜市

種別 彫刻
指定区分
文化財名 木造役行者
員数 1躯
時代 室町時代
指定日 2013年3月21日
地区 遠敷
法量 像高93cm
所在地
一般公開 公開中
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