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木造薬師如来坐像  附像内納入品    

本堂には、秘仏として本尊の薬師如来坐像が厨子に安置されています。寺伝によれば、中興の祖である覚能法印が吉野から請来したと伝えられています。 薬師如来は像高41.0㎝、彩色された坐像で、桧材の寄木造です。体幹部は6材を矧ぎ、膝前に2材を矧ぎ合わせ、頭部は前後矧ぎとし、さらに後頭部に2材を加えています。玉眼を嵌入し、白毫や肉髪には朱が施され、水晶を用い、螺髪は彫り出されています。 平成6年(1994)からの本堂解体修理に際し本像の調査が行われ、像内から永徳元年(1381)の年号を記す願文をはじめ、経巻・写経・摺仏・香木、さらに中国銭が発見されました。出土した貨幣は至道元宝・景祐元宝・至和通宝・紹聖元宝・聖宗元宝・正隆元宝で、いずれも10~12世紀(宋~南宋時代)に日本へ輸入されたものです。 これらの調査結果から、本像は飯盛寺が現在地に中興された直後に作られたことが明らかとなりました。市内における南北朝時代の造像を知る上で貴重であるとともに、胎内納入品の事例が明確に確認できる数少ない仏像です。 管理者:飯盛寺

種別 彫刻
指定区分
文化財名 木造薬師如来坐像  附像内納入品    
員数 1躯
時代 鎌倉時代(1381年)
指定日 2012年2月22日
地区 加斗
法量 像高41.0㎝
所在地 小浜市飯盛145-1
一般公開 公開中
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