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木造地蔵菩薩立像

円照寺本堂の須弥壇上に安置される本像は、高さ64.8㎝、桧材の寄木造で、彫眼を用いた地蔵菩薩像です。地蔵菩薩は円頂の僧形に表されるのが通例で、本像も右手に錫杖、左手に摩尼宝珠を持つ姿で表されています。 丸みを帯びた顔立ちには、浅く刻まれた両眼や小ぶりの唇が表され、肩も丸く、やや撫で肩に造形されており、柔和で慈悲深い表情を示しています。これらの特徴は、平安時代末期の地蔵菩薩像に典型的に見られるもので、12世紀の制作と考えられます。 寄木造で、像内は丁寧に内刳りが施され、各部材は薄く仕上げられています。そのため、目鼻立ちや衣文の彫りが浅く穏やかに見えるのも、この構造によるものと考えられます。制作当初は極彩色が施されていたとみられますが、長い年月の間にほとんど剥落し、現在は朱や胡粉の下地がわずかに残るのみで、全体的には素地が露出しています。 管理者:円照寺

種別 彫刻
指定区分
文化財名 木造地蔵菩薩立像
員数 1躯
時代 平安後期
指定日 1978年3月17日
地区 今富
法量 像高64.8㎝
所在地 小浜市尾崎22-15
一般公開 公開中
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