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もくぞうだいこくてんりゅうぞう

木造大黒天立像

この大黒天像は、もとは当寺旧本堂に隣接する大黒堂の本尊でしたが、本堂改築に伴い、現在は本堂内右側の大黒壇に安置されています。大黒天は本来、天部に属する忿怒尊であり、古くは両眼を大きく見開いた厳しい表情で刻まれることが多くありました。しかし、寺の厨房に安置される習わしから、のちに福徳増益の神として信仰され、頭巾をかぶり、槌を持ち、袋を背負い、米俵に乗る姿が一般的となりました。本像もその形態をとっています。 寺伝では伝教大師による自作と伝えられますが、作風や当寺の草創の経緯からみて、室町時代後期頃の制作と考えられます。像高は60.5㎝、桧材の寄木造で、やや小像ながら安定感があり、円満な表情を示す優れた彫像です。 また、『拾椎雑話』には、この大黒天の霊験に関する記録も見られ、古くから民間の篤い信仰を集めてきました。そのため、寺号の本承寺よりも「大黒寺」の通称で広く知られるほど著名となっています。 管理者:本承寺

種別 彫刻
指定区分
文化財名 木造大黒天立像
員数 1躯
時代 江戸前期
指定日 1969年11月21日
地区 小浜
法量 像高60.5㎝
一般公開 非公開
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