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木造地蔵菩薩坐像

羽賀寺本堂内陣、須弥壇下の右脇に地蔵菩薩像が安置されています。寄木造りで、像高135.7センチメートル、膝張り112センチメートルの半丈六の坐像です。形姿は声聞形で、宝珠と錫杖を持つ像であると思われますが、現在は左手に宝珠を持つのみで、右手はかなり損傷し、持物も不明です。 この像の構造は、頭と体部の前半部を二材の縦木を中央で矧ぎ寄せて造り、両肩・膝前部をはじめ数多くの材を縦横に矧ぎ寄せてつくっています。平安後期(12世紀)頃の作とみられる温和な作風で、丸くて大きな頭部、量感豊かな堂々たる体を備え、威厳に満ち、豊満な中に温かみを感じさせます。細く優しい眉目、薄く紅を残した唇など、全体的に見て女性的な感じがあります。もともと彩色が施されていたものですが、今はほとんど剥落して素地を露出し、矧ぎ寄せた箇所も離れたところが多く、かなり損傷しているのが惜しまれます。 管理者:羽賀寺

種別 彫刻
指定区分
文化財名 木造地蔵菩薩坐像
員数 1躯
時代 平安後期
指定日 1979年2月6日
地区 国富
法量 像高135.7cm
一般公開 非公開
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