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もくぞう せんじゅかんのんりゅうぞう

木造千手観音立像

本像は、高成寺観音堂の本尊として安置される等身の十一面千手観音立像です。本像が古くは遠敷の若狭姫神社の傍にあったことが伝わり、若狭姫神社(遠敷明神)本地仏千手観音との関連も推しはかられます。 本像は像高181.0センチメートルで、彫眼とし、胸や腰に十分な厚みをもたせ、下腹を張り出すことや、天衣や裳には彫りの深い幅広の波と小波を交互に刻み、衣端に旋転文が見られます。構造は、やや右に曲がった木芯を含む桧の縦材から全身を彫り出し、内刳りを全く施さないなど、極めて古風な造りです。このような構造や、下半身が寸詰まりに見え、裳裾地付部分の左右への張り出しも大きいことなどから、平安時代初期の9世紀後半頃の製作と推定されます。当初は大振りの脇手を伴い、均整の取れた堂々たる四十二臂千手像の美作であったと考えられます。 管理者:高成寺

種別 彫刻
指定区分
文化財名 木造千手観音立像
員数 1躯
時代 平安前期
指定日 2012年9月6日
地区 小浜
法量 像高181.0cm
一般公開 非公開
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