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もくぞう せんじゅかんのんりゅうぞう

木造千手観音立像

加茂神社の社前を小北川に沿って約100mほどのぼると、為生寺の本堂とされる観音堂があります。この堂の本尊として安置されていたのが千手観音菩薩立像です。 本像は桧材の一木造で、頂上仏を除く像高は118.5㎝です。頭および体部は一材から彫り出され、内刳りを施さず、胸や腰に十分な厚みをもたせながら胴部を細く引き締めた体貌に特色があります。裳の衣文には、平安初期(9世紀)の像にみられる大きな波と小さな波を交互に繰り返す翻波式の衣文が刻まれ、さらに衣端には渦文が見られるなど、古風な特色を示しています。一方で、目鼻立ちのおだやかさや彫りの浅さからみて、制作は11世紀初頭と考えられます。 なお、頭上面中の六面および脇手の半数は当初のもので、台座の蓮肉と蓮弁20枚も創建当時のものが保存されています。表面の漆箔は後補であり、もとは彩色像であったと推測されます。 管理者:加茂神社

種別 彫刻
指定区分
文化財名 木造千手観音立像
員数 1躯
時代 平安後期
指定日 1972年5月30日
地区 宮川
法量 像高113.5㎝
所在地
一般公開 公開中
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