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木造薬師如来坐像

若狭国分寺境内の一角に近世建築の薬師堂があります。ここに奉安される本尊薬師如来は、寺伝によれば春日仏師の作と伝えられますが、明らかに鎌倉時代の特色を示しています。若狭地方屈指の完好豊麗な仏像であって、上半身の整った美しさと、胸から腹部にわたるふくよかさは人間味が豊かです。官能的な写実ともいえます。また、いかにも素直な線で構成する眉や眼、そしてその彫りは明快です。この像は素地仏であるだけに、木彫独特の清潔な質感にあふれていて、各部に鋭い刀のさばきが示され、特に充実した肉どりの豊かさには時代の特色がよく示されています。構造は、頭部は前後2材を矧いで作り、首枘で頭部と胴部を矧ぎ寄せ、胴部も同様に前後二材を寄せてつくられています。 管理者:国分寺

種別 彫刻
指定区分
文化財名 木造薬師如来坐像
員数 1躯
時代 鎌倉初期
指定日 1901年8月2日
地区 遠敷
法量 像高79.7㎝
所在地 小浜市国分53-1
一般公開 公開中
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