しほんちゃくしょく おばまぎおんさいれいず
紙本著色 小浜祇園祭礼図
古来、当社の祗園御霊会に際しては、必ず祗園三神輿の御動座がありました。古昔は青井の御旅所でありましたが、ある年、風浪によって御座船が損壊したため、以後は府中に変わり、さらに寛永15年(1638)以降は小浜八幡宮の御旅所に神幸(いまは廃止されています)されてきました。この三神輿の還幸に供奉して、小浜の各町内より笠鉾、棒振り、大太鼓、神楽、花車、曳山や数奇を凝らした仮装の行列などを繰り出して華麗な風流を競った様子を、克明かつ綿密に描写したのがこの祭礼絵巻です。 この絵巻の作者は、文政年間に小浜藩士であった都筑頼母の次男・都筑盆右衛門と考証されています。盆右衛門は天性絵画を好み、北斎の画を愛玩していたと伝えられています。本絵巻はその後、都筑家より譲り受けた町家の商人・長谷川伊兵衛の愛蔵となりましたが、のちに故あって旧藩主・酒井家に献上され、さらに広嶺神社の社格昇格を祝して、絵の由来に因み酒井家より当社に寄進されたものと考えられます。 この小浜祇園祭礼図は、近世最盛期における当社祗園会の巡行を物語る、唯一の文化財です。 管理者:広嶺神社
基本情報
| 種別 | 絵画 |
|---|---|
| 指定区分 | 県 |
| 文化財名 | 紙本著色 小浜祇園祭礼図 |
| 員数 | 1巻 |
| 時代 | 江戸中期 |
| 指定日 | 2020年8月4日 |
| 地区 | 雲浜 |
| 法量 | 縦27.6cm 横 1894.4cm |
| 一般公開 | 非公開 |