けんぽんちゃくしょく しゃかじゅうろくぜんしんぞう
絹本著色釈迦十六善神像
釈迦十六善神像は、大般若経の転読を行う「大般若会」の本尊として祀られる掛幅で、主尊である釈迦三尊と、同経の護封神である十六の善神像を描いた画像です。本図の図様は、天に華麗な天蓋を描き、釈迦如来は金泥身で切金文様のある衲衣を着け、獅子宝座の上に結跏跌座しています。頭光・身光ともに群青地の重圏を作り、十三本の切金光芒を発しています。脇侍の普賢・文殊両菩薩は立像で表され、その前に僧形の法涌と菩薩形の常啼を描いています。 これら諸尊の両脇には、武装した八尊ずつの忿怒善神像を配置し、さらにその下方両脇には、大般若経の笈を背負う玄奘三蔵と、彼を守護した力士形の深沙大將を配しています。本尊以外の諸尊はいずれも極彩色で、所々に金泥の盛上げ彩色を施し、緑青に賦彩された湧雲上に描かれています。本図は縦109.4cm、横51.3cmの緻密な織目の絵絹に描かれていますが、金泥の盛上げ彩色が多用され、表現が穏やかであることなどから、伝統的な絵仏師の手になるものと見られます。 管理者:羽賀寺
基本情報
| 種別 | 絵画 |
|---|---|
| 指定区分 | 県 |
| 文化財名 | 絹本著色釈迦十六善神像 |
| 員数 | 1幅 |
| 時代 | 鎌倉末期 |
| 指定日 | 1999年4月23日 |
| 地区 | 国富 |
| 法量 | 縦109.4㎝ 横51.3㎝ |
| 一般公開 | 非公開 |