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はんじょうじほんどう

飯盛寺本堂  附 厨子・棟札

飯盛山中腹に建つ飯盛寺は、文和年中(14世紀中期)後光厳帝勅願再興のあと、文明16年(1484)に回禄し、同18年に円満院二品親王の再建が伝えられています。本堂内に遺存した多数の寄進札が同年に集中しているところから、その再建の史実が裏付けられています。 自然石の石垣積基壇に建つ本堂は、桁行13.66m(五間)、梁間12.88m(五間)の単層、寄棟造、妻入、茅葺、四方切目縁の五間堂で、各部の基調は和様を主とし、向拝を後設しています。 この本堂は、その造営年次において羽賀寺本堂に続き、神宮寺本堂に先立つ当地方中世建築の貴重な遺構であり、その平面も良く似ています。前掲両本堂はいずれも外陣奥行が二間で、外陣両側面から一間入った位置に柱を立てる古制であるのに対し、この本堂では中世末の一般的構架法により外陣廻りの柱を抜き、虹梁上の組物で隅木を受け、母屋通りの桁を支えるため、外陣奥行が一間半となっている点が異なります。また、内陣の方三間は変わりませんが、両本堂の入母屋造平入に対して寄棟造妻入という形式と、葺材の相違から、この堂の外観は著しく小さく見えます。現在、一部に柱間装置等の改造が見られますが、基本的な構成部材は当初のものがよく残り、虹梁・斗栱・木鼻等にその特徴をよく示しています。 管理者:飯盛寺

種別 建造物
指定区分
文化財名 飯盛寺本堂  附 厨子・棟札
員数 1棟
時代 室町中期
指定日 1983年1月7日
地区 加斗
法量
所在地 小浜市飯盛145-1
一般公開 公開中
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