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壺で長い時間をかけて 素材と製法にこだわって丁寧に製造 小浜の地で生まれたお酢の名店「とば屋酢店」

毎日の料理の調味料で使われているお酢は身近な存在です。 とば屋酢店は、1710年に創業し、300年以上地元で愛され続けています。 今回は、お酢とお店の魅力をご紹介します!

時代を超えて伝え続ける「とば屋酢店」

1710年に創業した「とば屋酢店」。

若狭小浜の地でお酢を作り続け、地元で多くの人に愛されています。

お酢とは、お酒に含まれるアルコールが変化して、酢酸になることでお酢が生まれます。とば屋酢店は、米酢ひとすじで作っていて、江戸時代から受け継いだ伝統製法の壺を使った方法で作っています。

まず、お米を蒸し、甘酒の仕込み米を作ります。この作業が製品の品質を決めるそうなので、かなり重要な作業です。甘酒が完成したら、絶やすことなく作っている種酢を混ぜたものを壺に注ぎます。

稲わらのむしろをかけて温度を一定に保ちながら寝かせていきます。およそ1~2ヶ月発酵させていきます。

しばらく時間が経つと、写真にように表面に白い膜ができてきます。この膜が、おいしいお酢になっているという合図になっています。

ちなみに、醸造所は予約すれば見学も可能です。お店の歴史やお酢造りのこだわりなどのお話を聞きながら学ぶことができるので、非常に有意義な時間を過ごすことができます。

お土産にもピッタリ

とば酢には多くの商品がありますが、その中で気になった商品2つをご紹介します。

まず一つ目は、「にごり酢」です。

にごり酢は、現代のお酢のようにろ過をするのではなく、昔ながらの方法で作っています。そのため、酢酸菌や米麹由来の酵素やアミノ酸を豊富に含んでいます。日本酒の「にごり酒」のように、お米の甘みと旨味を楽しむことができます。

ちなみに、オススメの楽しみ方は、サバ缶に少しかける食べ方です。福井の人にはおなじみですが、県外の人にはなじみが少ない醤油味のサバ缶。このサバ缶にひと回しして食べると最高です。

もう一つは、「酢の粕」です。

「酢の粕」とは、お酢を作る際にできる発酵副産物。たとえば、日本酒を絞ると酒粕ができるように、お酢も粕が生まれます。通称「食べるお酢」です。ペースト状のため、普通のお酢とは違った使い方ができるのも魅力の一つです。小鯛やサバなどにつけて、即席の酢〆にしたりと、この形状だからこその楽しみ方ができます。

酒井店だけのメニューも

とば屋酢店創業の地である場所には、商家を改装した酒井店があります。

様々な商品が並んでいる中で、オススメしたいのが酒井店の限定商品です。

一つ目は、人気で売り切れ必須の町家弁当です。ちりめん山椒とへしこ、塩糀漬け鮭の3種類がありますが、今回はへしこをいただきました。もち米入りの山菜ごはんとへしこが最高の相性です。ほかには、自家製の塩糀を使った玉子焼きや手切り大根の甘酢漬けなど6品が入っているお弁当です。本当に人気で買えないことが多いので、見つけた際はぜひ買ってみてください。

そして、もう一つがお酢蜜ソフトです。

アカシアのはちみつと看板商品の壺之酢を使ったソフトクリームで、レアチーズケーキのような味です。一度食べるとクセになる一品です。私も近くを通った際は、必ず購入しています。口当たりもまろやかでお酢が苦手という方でも食べれるのはず・・・!

普段、何気なく使っているお酢ですが、こちらのお店に来ると新たな発見がたくさんあります。商品の中には、ドレッシングや飲むお酢など色々な楽しみ方ができます。ぜひ、小浜に来た際は訪れてみてはいかがでしょうか。

店舗情報

<とば屋酢店本店>

  • 【住所】〒917-0232 福井県小浜市東市場34-6-2
  • 【休業日】祝祭日、夏季休暇、年末年始など。
  • ※醸造所見学の際は、本店まで下記お電話にてご連絡ください。
  • 【電話番号】0120-56-1514
  • 【見学について】無料です。所要時間は約20分。

<とば屋酢店酒井店>

  • 【住所】〒917-0063 福井県小浜市小浜酒井95
  • 【定休日】月曜、不定休
  • 【営業時間】9:30~17:30
  • 【電話番号】0770-52-0211
  • 【HP】https://www.tobaya.com/

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著者:take(StudioPIT)

元高浜町地域おこし協力隊。映像制作StudioPIT所属。 現在は、ラジオディレクター、ライター、カメラマンなど幅広く活動中。 【好きなモノ・コト】 *カメラ *旅 *ボウリング *音楽 *読書

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