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だいはんにゃきょう(かんすぼん) 

大般若経

若狭一の宮の神宝として下社に納められていたものを、維新の際に神仏分離の処置として遠敷地区に管理を委ねました。遠敷明神を中核とするこの地域にはさまざまな伝承があり、その由緒や縁起に興味深いものが多くあります。そのひとつに、この大般若経600巻があります。 平安時代の始め、弘法大師が諸国を巡錫したとき、若狭に来て三方石観音を一夜のうちに刻み、あるいは妙楽寺を建立したことは有名です。その折に、大師のもとへ遠敷明神が女身を現して現れ、「仏果を成して国家を鎮守するために大般若経600巻を所望する」と告げたといいます。大師は7日間のうちに急ぎこれを書写し、明神に授けたと伝えられています。 この600巻は、表紙が朽葉色雷文、黒漆塗の軸を持つ巻子本です。第1巻は縦25.5㎝、全長9.65m、17紙を使用し、1紙27行、1行17字で書かれています。筆跡は落ち着いた書風や速筆の力強さなどがあり、14~5種類に分かれることから、14~5人のすぐれた写経生によって書かれたものと考えられています。 奥書がないため時代の確定は難しいですが、筆法や紙質から平安時代初期のものとみてよいとされています。また、この巻物の裏打ち修理の記録が室町初期の応永19年(1412)にあることがわかっており、江戸時代には唐櫃6合が新調されました。 管理者:遠敷五区

種別 典籍
指定区分
文化財名 大般若経
員数 600巻
時代 平安初期
指定日 1969年3月15日
地区 遠敷
法量 第1巻は縦25.5㎝×全長9.65m、17紙を使用し、1紙27行、1行に17字
一般公開 非公開
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