観る・遊ぶ

食べる

お宿

定番まとめ

しほんぼくしょじょうこういんじひつしょうそく

紙本墨書常高院自筆消息  

京極高次の正室・常高院が小浜に建てた常高寺の開山・槐堂和尚に送った自筆の消息です。日付は「3月10日」とあるのみで、年次はまったく不詳です。 夫人は名を「はつ」といい、近江国小谷山城主・浅井長政の次女で、生母は織田信長の妹・お市の方です。姉は豊臣秀吉の側室・淀君、妹は徳川秀忠の室・小督にあたります。夫である京極若狭守高次は慶長14年(1609)に47歳で病没したため、夫人は剃髪して栄昌尼と称し、小浜の後瀬山麓に常高寺を建立して夫・高次の菩提を弔いました。夫人は寛永10年(1633)8月27日に江戸で67歳で没し、同年10月に常高寺に葬られました。 消息の内容は、槐堂和尚に九条の袈裟を贈ることを書いたもので、「いり用でしたら大いそぎでお返事を下さい。そうすると縫わせて差し上げましょう。この頃は久しくお便りもさしあげておりませんが、お元気でいらっしゃいますか。お伺いします。私どもも何事も変ったことはございませんのでご安心くださいませ。先日、九条の袈裟のことを言ってこられましたが、そのお返事次第で九条も縫わせて差し上げようと思い、お返事をお待ちしておりました。しかし遅くなりましたので、まず出来上がってきた分をお届けいたしましょう」と記されています。さらに品名や数量が書かれ、「あなたのよりも大きくしてありますが……」など、やさしさが溢れる見事な筆蹟です。 管理者:常高寺

種別 書跡
指定区分
文化財名 紙本墨書常高院自筆消息  
員数 1幅
時代 江戸初期
指定日 1970年10月19日
地区 小浜
法量 縦46.3㎝ 横30.4㎝
一般公開 非公開
この情報をシェアする

このあと、何する?

近くのおすすめスポット

PAGE TOP