にちれんしょうにんしんせき
日蓮上人真蹟
当寺の日蓮上人真蹟2点は、いずれも檀徒・柘榴屋喜右衛門の寄進にかかわるもので、以来伝世の寺宝として至誠をもって保存されてきました。真蹟のうち「下山抄」は、約1,700字に及ぶ長文の書状ですが、早くから分散し、大は一紙、小は一行となり、現存するものは約31断片といわれています。これは、信徒が真蹟を上人そのものとして敬仰し、あるいは護符として大切に伝承してきたことによるものです。当寺に存するのは、「小戒の大科をば之を以て知んぬべし」と書かれた一行断片(縦39.3㎝×横4.6㎝)です。 もう1点の要文断簡は、二行断片(縦27.9㎝×横8.3㎝)で表裏ともに書かれており、恐らく下書きとみられますが、選文中のどの書にあたるのかは判然としていません。訪れてこの真蹟を拝する人々は、その流麗な書体から上人の高風を偲び、また断簡であるがゆえに限りなく深い信仰の凝結を感じずにはいないことでしょう。 管理者:本境寺
基本情報
| 種別 | 書跡 |
|---|---|
| 指定区分 | 市 |
| 文化財名 | 日蓮上人真蹟 |
| 員数 | 2点 |
| 時代 | 鎌倉後期 |
| 指定日 | 1970年10月19日 |
| 地区 | 小浜 |
| 法量 | 一行断片:縦39.3㎝ 横4.6㎝ 、二行断片:縦27.9㎝ 横8.3㎝ |
| 一般公開 | 非公開 |