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しほんぼくしょ えいへいそししんえいのさん

紙本墨書永平祖師真影之賛 

筆者は不明ですが、半切絹本に祖師道元禅師の濃彩着色の頂相が1幅あります。それに面山禅師が賛を加えたものです。面山禅師は徹頭徹尾永平道元に帰依し、永平本山に参詣して祖師の教えに直接触れようとし、遺墨に接することもしばしばであったと伝えられています。そして日常、足を永平寺に向けて投げ出すことをしなかったとも言われています。 この七言律詩の賛は、描かれた祖師道元の姿を拝し、祖師像に写し出された面相姿態と紙背を通して感じたところを、面山禅師が詩歌として謳い上げたものです。すなわち、祖師の眼光はすべてを看破し、御姿は一生の半ばにも達しない若さと力に満ちています。そしてその気宇は星空にまで届き、五体の力は不可思議な世界に通じていると讃えています。さらに、いま自らこの師の流れを酌み取ろうと渇仰していると結んだ七言律詩です。 この作品は小浜の空印寺在住時代の享保20年(1735)の作です。面山禅師の筆跡は多く残されていますが、「洞宗の源」を渇仰してやまなかった祖師の肖像画に賛した文字は、格別の風格を備えており、これが禅師の代表的遺墨とされる所以です。この画像は永福庵第十六世瑞芝の代より、この庵の什物として伝えられています。

種別 書跡
指定区分
文化財名 紙本墨書永平祖師真影之賛 
員数 1幅
時代 江戸(1735)
指定日 1968年1月19日
地区 口名田
法量 縦109.5㎝ 横40.8㎝
一般公開 非公開
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