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ちょうえいじせきぞうごりんとう

長英寺石造五輪塔  

太良庄賀羅嶽の山麓に、悠遠の草創を伝える閑雅な門景の長英寺があります。石造五輪塔はその裏山、通称御所の森とよばれる樹林の中央に東面して造立されています。『若狭国志』は長英寺と五輪塔について「初め御所寺と称し墓を御所墓と云う 寺辺に館址あり古昔高貴の人の居所也 此の寺の由来今知る者無し」と伝えています。 この五輪塔は花崗岩製で総高172㎝あり、地輪は低平で古式を示し、水輪は壺形、空風輪は一石彫成です。地輪にはかすかに銘文が残っていますが、磨滅が著しく判読は不可能です。塔は正面に「キャ」「カ」「ラ」「バ」「ア」の五大の種子を、他の3面にもそれぞれ定義の種子を薬研彫にしており、胎蔵界大日如来の三摩耶形(仏菩薩の内証の本誓を示現するもの)を表しています。 五輪塔は万物を構成する五大要素、すなわち地(方)、水(円)、火(三角)、風(半円)、空(団)を五輪形に具象化したもので、それ自体が宇宙真理の表現とされます。またその四面は、東―発心門、南―修行門、西―菩提門、北―涅槃門を示し、仏心発念から成仏解脱に至る過程を表しています。わが国では平安末期から鎌倉時代にかけて全国的に造塔が盛んに行われましたが、本塔もその例外ではなく、各部の様式、梵字の字体、彫法などからみて鎌倉後期の製作と推定されます。 管理者:長英寺

種別 工芸品
指定区分
文化財名 長英寺石造五輪塔  
員数 1基
時代 鎌倉後期
指定日 1976年1月22日
地区 国富
法量 高172㎝
一般公開 非公開
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